こんにちは、マイナと申します。
今日も見にきてくれて、ありがとうございます🐱
突然ですが💡幸せと不幸せの違いはなんだと思いますか?☺️
お釈迦さまは「幸せになりたければ『自利利他』(じりりた)の道を行きなさい」と教えていかれました。
自利利他とは「相手を幸せにすることで(利他)、自分が幸せになれる(自利)」ということ。
この「自利利他」をわかりやすく教えたお話があるので、ご紹介したいと思います🐱
スポンサーリンク
ある男が地獄に見学に行くと、ちょうど昼食が始まる前でした。
意外にも、テーブルの上には豪華な料理が並んでいます。
見ると、罪人の手には1メートル以上もある、長いお箸が握られていました。
食事が始まると、その長い箸を必死に動かして、自分の口へご馳走を入れようとするのですが、箸が長すぎて食べられません。
怒り出す者もいれば、人のつまんだものを奪う者もいます。
ところが結局はうまく食べることができないので、みんなガリガリに痩せていたのでした。
(この地獄の罪人のように、他人のことなどお構いなしで、「自分が自分が」と考える者を、仏教では「我利我利亡者」というそうです。)
次に男は、極楽に見学に行きました。
ちょうど夕食が始まる前でした。
もちろん、テーブルの上には豪華な料理が並んでいます。
極楽の住人は、みんなふくよかでニコニコしています。
ところが、手にしているお箸は地獄と同じ1メートル以上の長いお箸でした。
男は「これじゃ地獄と同じじゃないか…何が違うのだろう…」と見ていると、なんとその長いお箸で、お互いの食べたいものを取り合って、お互いの口に運んであげていたのです。
スポンサーリンク
自分のことだけを考えているために、周囲と争い苦しんでいる人。
同じ状況でも、お互いを助け合い、楽しく過ごしている人。
どちらが幸せかはいうまでもありません。
お釈迦さまは、相手を幸せにすることで、自分も幸せになることができると「自利利他」を教えられました。
確かに、私たちの生活の中でもありますよね。
いつも不機嫌で自己中な人は、見ているだけで嫌な気持ちになります。
でも、いつもご機嫌で周りに気遣いができる人には、周りもその人には親切を返したいと思います。
心理学でも「返報性の原理」といって、他人から何かをしてもらったら、お返しをしたいという心理現象がありますし☺️
仏教での教えって本当に、現代の心理学とかで言われているようなこと教えていますよね。
でも、自己中にならないよう気をつけて、相手を幸せにしようと思っていても、見返りを求めず、相手の幸せのために行動することは、そんなに簡単なことではないかも…ってわたしは思ったんです。
でもそれは、個人対個人で考えてしまうからなんだとわかりました。
わたし的には「誰かを幸せにしたら、周り回って自分に返ってくる」っていう考え方がが好きです。
その相手からはお返しがなかったとしても、それを見ていた誰かが私にお返しをしてくれるかもしれないって。
因果応報的な感じです💡
“神様は見ている”的なことではなくて、この物理的な世界でもちゃんと見ていてくれる人は必ずいるんじゃないかなって思うんです。
もちろん“神様”だってちゃんと見ていると思います☺️
ということで今日は、仏教のお話でした。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
またね♡
スポンサーリンク